サザエさんオープニング都道府県解説(三重県・後編)
2017年1月~3月の冬編オープニングでは、三重県が紹介されました。
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大王崎(志摩市) |
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大王崎(だいおうざき)は、三重県志摩市(しまし)大王町波切にある熊野灘と遠州灘を分ける岬で、1927年(昭和2年)に作られた大王埼灯台のある城山から、波切神社のある宮山までを指します。 大王埼灯台は「波切の灯台」とも通称され、2006年の時点で日本に14ある参観灯台の1つであり、波切の重要な観光資源となっています。 1998年(平成10年)に日本の灯台50選に選ばれました。 明治期から千種掃雲、小野竹喬など多くの画家が訪れ筆を取り、昭和以降は灯台のある風景などを好む画家が多く訪れたことから、1996年(平成8年)に当時の志摩郡大王町は「絵かきの町」を宣言しており、オープニングでもサザエさんが絵を描いていました。 ゴールデンウィークに「かつお祭り」が大王崎観光駐車場にて開催され、2013年はカツオを使った郷土料理(手こね寿司・かつお茶漬けなど)の振る舞いや、木製のカツオを釣り上げるゲームが開催されました。 |
熊野・楯ヶ崎(熊野市) |
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熊野・楯ヶ崎(くまの・たてがさき)は、三重県熊野市(くまのし)の二木島湾にある高さ約80m、周囲約550mの岩塊です。 玄武岩を主体とし、柱状節理が発達しています。 『紀伊続風土記』によれば、熊野灘に楯を並べたように見えることから名付けられたといわれています。 イシダイをはじめとするタイの釣り場としても知られています。 1937年(昭和12年)8月20日に三重県の名勝および天然記念物に指定されました。 洋上から海食洞など楯ヶ崎の景観を眺めるための遊覧船が運航されています。 |
多度大社(桑名市) |
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多度大社(たどたいしゃ)は、三重県桑名市(くわなし)多度町多度にある神社です。 三重県では伊勢神宮・二見興玉神社・椿大神社に次いで4番目に参拝者数の多い神社であり、2013年には1,407,000人が参拝しました。 天津彦根命が天照大神の御子神であることや参詣のための街道沿いにあることから伊勢神宮との関係が深く、「お伊勢参らばお多度もかけよ、お多度かけねば片参り」とも詠われた。 周辺6地区より選ばれた若者が騎手となり境内の急坂・2mほどの絶壁を人馬とともに駆け上り、上がりきった人馬の数や順番によってその年の豊凶を占う「上げ馬神事 (あげうましんじ)」のほか、「ちょうちん祭」や、サザエさんのオープニングで登場した参道に設けられた馬場(コース)に3か所の的を設置し、騎手が順次射落として行く「流鏑馬祭」などの祭りも行われます。 |
さいくう平安の杜(明和町) |
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さいくう平安の杜斎宮跡(さいくうへいあんのもり)は、2015年に三重県多気郡明和町(たきぐんめいわちょう)にある斎宮寮の遺跡に復元された平安時代の古代建築物です。 斎宮寮とは、伊勢神宮の祭祀を行うために皇室から派遣された斎宮が執務した場所であり、斎宮は、天皇の代替わり毎に交替し、南北朝時代まで続いたとされています。 斎宮跡は伊勢神宮から約15km離れており、都と伊勢神宮を結ぶ伊勢道のルート上に位置しています。 |
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近鉄山田線の車内から撮影した、さいくう平安の杜です。 さいくう平安の杜~斎宮駅通過までの24秒間を動画でご覧になれます。 斎宮駅の周辺には、斎宮の歴史などを紹介する「斎宮歴史博物館」、斎王の生活を体験できる「いつきのみや歴史体験館」、斎王宮址の石碑がある「斎王の森史跡公園」などもあります。 ※音声は入っておりません。 |
伊賀上野城(伊賀市) |
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伊賀上野城(いがうえのじょう)は、三重県伊賀市(いがし)上野丸之内(上野公園)にあった日本の城(平山城)です。白鳳城、上野城とも呼ばれています。 伊賀上野城は、上野盆地のほぼ中央にある上野台地の北部にある標高184mほどの丘に建てられた平山城で、北には服部川と柘植川、南には久米川、西側には木津川の本流が流れ、城と城下町を取り巻く要害の地にあります。 城を含めた近隣一帯は上野公園として整備されており、松尾芭蕉を祀っていて同じく三重県冬編のオープニングに登場した「俳聖殿」や芭蕉翁記念館があるほか、伊賀流忍者博物館があり、伊賀上野の観光地として利用され、各種イベントなどが行われています。 昭和42年(1967年)に旧城域一帯が国の史跡に指定されています。 |
海女小屋(鳥羽市) |
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海女小屋(あまごや)は、三重県鳥羽市(とばし)の海沿いの地域を中心に点在する海女さんの休憩所などに使われる小屋です。 現在は、観光客向けに海女さんの話を聞きながら新鮮な海の幸を食べられる体験型施設として営業する海女小屋が多くなっています。 |
熊野古道・馬越峠(尾鷲市・紀北町) |
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熊野古道・馬越峠(くまのこどう・まごせとうげ)は、熊野三山へと通じる参詣道にある、三重県北牟婁郡紀北町(きたむろぐんきほくちょう)と尾鷲市(おわせし)の境をなす峠です。 熊野古道は、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと通じる参詣道の総称で、熊野参詣道ともよばれています。 紀伊半島に位置し、道は三重県、奈良県、和歌山県、大阪府に跨っています。 これらの多くは、2000年に「熊野参詣道」として国の史跡に指定され、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコの世界遺産(文化遺産における「遺跡および文化的景観」)として登録されました。 馬越峠は、熊野古道伊勢路の一部で、苔むした石畳が続く峠の前後は、世界遺産に登録されています。また、石畳の保存状況が良かったことから、1973年(昭和48年)に尾鷲市指定文化財にもなっています。 伊勢路の中では2番目に観光客が多く、2012年は31,426人が訪れました。 |
俳聖殿(伊賀市) |
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俳聖殿(はいせいでん)は、三重県伊賀市(いがし)にある松尾芭蕉生誕300年を記念する木造建築物で、上野公園(伊賀上野城)内にあります。1942年(昭和17年)に建築家伊東忠太の設計で建設されました。 外観は、川崎克の着想を元に伊東忠太が仕上げたものであり、松尾芭蕉の旅姿を模したものされ、上層の屋根が笠、下部が顔、下層のひさしは蓑と衣姿、堂は脚部、回廊の柱は杖と脚を表しています。 下層八角形平面、上層円形平面の木造建築であり、屋根は桧皮葺です。内部には芭蕉祭当日に表彰される顕詠俳句特選句が飾られています。 芭蕉の命日である10月12日には、伊賀市により芭蕉祭が行われ、安置されている大伊賀焼の等身大の『芭蕉坐像』(川崎克の作)が公開されるほか、俳句の優秀作品等が表彰されます。 2008年(平成20年)3月19日、三重県の有形文化財(建造物)に指定され、2010年(平成22年)には国の重要文化財に指定されました。 |
紀宝町ウミガメ公園(紀宝町) |
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紀宝町ウミガメ公園(きほうちょうウミガメこうえん)は、三重県南牟婁郡紀宝町(みなみむろぐんきほうちょう)にある公園で、道の駅「道の駅紀宝町ウミガメ公園」が併設されています。 すぐ近くに砂浜があり、ウミガメを飼育研究しています。 ウミガメ物産館、ウミガメ飼育館、ウミガメ資料館、アンテナショップなどの施設もあり、ウミガメなど海辺の生き物の見学をすることが出来ます。 |
榊原温泉(津市) |
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榊原温泉(さかきばらおんせん)は、三重県津市(つし)榊原町(旧国伊勢国)にある温泉で、泉質はアルカリ性単純温泉となっています。 榊原温泉は非常に古い歴史を誇るいで湯であり、平安時代には既に湯治場として形が整っていたとされています。 七栗(ななくり)の湯とも言われ、能因本「枕草子」第117段に「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」とうたわれている「三名泉」のひとつとなっています。 山の中の保養地的雰囲気の温泉で、歓楽的要素はほとんどありません。温泉街の中にある林性寺は、猫を描いた涅槃図で有名になっています。 |
四日市コンビナート夜景(四日市市) |
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四日市コンビナート夜景(よっかいちコンビナートやけい)は、三重県四日市市(よっかいちし)のコンビナート(企業集団が集中的に立地する工業地域)で見られる夜景です。 高度経済成長期の1960年(昭和35年)から1972年(昭和47年)にかけては大気汚染による四日市ぜんそくなどの公害が発生しましたが、現在は環境が大幅に改善され、夜間は光輝く工場が幻想的で人気があり観光名所にもなっています。 また、地上90メートルから四日市コンビナートを一望でき、四日市港の歴史や役割も学ぶことが出来る施設「うみてらす14」もあります。 |
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